リフトアップ・ライフ

30代からの男性の“元気”を応援するブログ。精力・健康・生活習慣のリアルな改善体験を共有しています。

性欲の波に振り回される…──安定しない自分と、どう付き合う?

1. 「性欲の波」に翻弄される日々

ある日は朝からムラムラして、AVのサムネを見るだけで勃つ。
でも、別の日はパートナーと触れ合っても、まったくその気になれない。

「自分の中に一貫性がない」
そんな違和感に、僕は30代になってから悩まされ始めた。

思春期や20代の頃は、いつも一定して“欲”があった。
でも今は、性欲に“波”がある。しかもそれが予測できない。

ムラムラしたと思ったら、数日後には枯れている。
そんな自分に、時に戸惑い、時にイライラすら覚える。

「性欲が安定しない自分」は、おかしいのか?
それとも、そういうリズムなのか?

この記事では、そんな“波”との向き合い方を、僕自身の体験をもとに書いていく。

2. 昨日はムラムラ、今日は無関心

「昨日はあんなにしたかったのに、今日は全然その気がない…」

そんな性欲の揺らぎを感じたことはないだろうか?

僕の場合、それが週単位で起こる。
月曜〜水曜くらいまでは性欲が強くて、
木曜あたりからはなぜかピタッと消える。

そして週末にかけてまた戻ってくる──

最初は「パートナーに飽きたのか?」とか「年齢のせいか?」と悩んでいたけれど、
実際は体と心のリズムが変化しているだけだった。

「性欲の波」は、気分や状況に左右される自然な揺らぎ。

それを「ブレている」と感じるか、「そういうもの」と受け止めるかで、
自己否定の度合いが大きく変わってくる。

3. 食事・運動・睡眠の影響とは?

性欲が安定しない理由のひとつに、「生活習慣の乱れ」がある。

・コンビニ弁当やジャンクフード中心の食生活
・運動不足で常に体が重い
・寝ても疲れが取れない浅い睡眠

こうした生活が続くと、体内のホルモンバランスが崩れやすくなる。

性欲の源であるテストステロンも、食事・運動・睡眠の質に強く影響される。

僕自身、しっかり寝て、昼間に体を動かした日は、夜のムラムラが戻りやすかった。

つまり、「性欲の波」は感情ではなく、日常生活の結果として起こるものなのだ。

4. 男性ホルモンの1日・1週間の変動

性欲を左右するホルモン「テストステロン」は、
実は1日の中でも変動している。

朝が最も高く、夜にかけて徐々に下がっていく。

さらに、週単位・月単位でも小さな波があると言われている。

だからこそ、
「昨日はしたかったのに、今日はそうでもない」
というのは、むしろ自然な生理現象ともいえる。

つまり、“波があるのが正常”で、
常に一定している方がむしろ不自然なのだ。

この事実を知るだけで、
僕は「不安定な自分」を少しずつ許せるようになった。

5. ストレスと性欲の意外な関係

性欲に強く影響するのが「ストレス」だ。

仕事でのプレッシャー、対人関係の疲れ、不安感。
これらが続くと、知らないうちに性欲が減退する。

逆に、ストレスの反動として突発的にムラムラする日もある。

これは、ストレス解消の手段として性を使っているというサインでもある。

性欲の波は「心の状態」の表れなのだ。

だからこそ、性欲が高まったときに、
「なぜ今そう感じるのか?」を少しだけ振り返ることが、自分を知るヒントになる。

6. SNS・AVによる刺激のコントロール

現代は刺激にあふれている。

スマホを開けばSNSの美女画像、動画広告、AVのサムネ。

それらは意図せず僕たちの性欲を引き起こし、
脳を“興奮させっぱなし”にしてしまう。

しかし、強すぎる刺激は感度を鈍らせ、
「実際の性行為では興奮できない」状態にもなりかねない。

僕自身、AVの視聴頻度を減らし、
SNSの“性的な刺激”を遠ざけるようにしてから、

逆に自然な性欲の波を感じやすくなった。

強制的に性欲を“上げる”のではなく、
本来のリズムを取り戻す感覚だ。

7. 自分を責めないための思考整理術

性欲が湧かない日、自分を責めてしまうことがある。

「自分はダメになったのか」
「男性として終わったのか」

でも、それは単なる“休息期”かもしれない。

波があることを前提にして、
「今日はそういう日なんだ」と思えるかどうか。

僕はその日の状態を、日記アプリに一言書く習慣を始めた。

「今日はなんかムラムラ強い」
「今日は無性に冷めてる」

そうすることで、「波がある=普通」だと客観視できるようになってきた。

8. 日記で「波のパターン」を掴む

日記を書き続けることで、
性欲の波には自分なりの“パターン”があることがわかってきた。

たとえば:

  • 仕事が忙しい週は性欲が落ちる
  • 晴れの日は気分も性欲も上がりやすい
  • 週末の前日はムラムラが強くなる

こうした傾向を知ることで、
「なんで今日はダメなんだ…」と悩む時間が減った。

波を否定するのではなく、波のリズムを知る。
それが、不安定さとの上手な付き合い方だと感じている。

9. パートナーとの温度差と向き合う

性欲の波は、時にパートナーとの“温度差”を生む。

自分はしたくないのに、相手は求めてくる。
逆に、自分がムラムラしているときに、相手は無関心──

そんなズレが続くと、気まずさや距離感が生まれやすい。

僕たちは“常に一致するのが理想”と考えがちだけど、
実際には、波のリズムがズレることの方が普通だ。

大切なのは、そのズレを責め合わずに、認め合うこと。

「今日はそういう日なんだね」と言えるだけで、
関係性はぐっと穏やかになる。

10. 「今日はダメでもOK」の許容力

性欲が湧かない日は、無理に“頑張る”必要はない。

「男たるもの常に…」という固定観念が、
かえってプレッシャーになり、負の連鎖を生む。

そんなときは、
「今日はダメでもOK」という言葉を、自分にかけてあげたい。

その余白があるからこそ、
性欲が戻ってきたとき、自然に向き合えるようになる。

11. 本当の安定とは“波を否定しない”こと

性欲が「安定している状態」とは、
決して“毎日ムラムラしている状態”ではない。

波があることを受け入れている心の状態
こそが、本当の安定なのだと思う。

性欲がない日も、ある日も。
自分のリズムに気づき、それを否定しない。

その積み重ねが、自分自身との信頼関係を深めていく。

12. まとめ──不安定な自分を受け入れていく

性欲に波があることは、自然なこと。

日々の生活習慣やホルモン、心の状態に左右されて揺らぐのは、
むしろ“ちゃんと感じている”証拠なのかもしれない。

だから、焦らなくていい。責めなくていい。

「今の自分は、こういうリズムなんだな」
そう認めることが、性との向き合い方を優しくしてくれる。

そして、自分を受け入れる力が育つとき、
パートナーシップも、きっと変わっていくはずだ。